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年末チャリティーについて


〜20年度長野県商工会青年部主張発表大会文より抜粋〜

『今年一年の皆様のご多幸を記念いたしましヨーオシャンシャンシャン ソーレ シャシャンがシャン ありがとうございました』 
これは2007年NHK大河ドラマ風林火山で永島敏行さんが演じていた村上義清の本拠地 葛尾城のふもとにあります坂城神社で毎年大晦日の夜に鳴り響くだるま売りの掛け声でございます

坂城町商工会青年部主催の最大のイベントである年末チャリティーは、今年で36回目を迎える、神社いっぱいの達磨最も歴史と伝統のある行事です。我々の間では略して『年チャリ』 と呼ばれております。
この年チャリの始まりは、我々の親の世代の先輩達が研修会に行った先で交通事故で親を亡くした子供たちに会う機会があり、その話に痛く心を打たれ 何とかして交通事故をなくしこの子供たちのために寄付を集められないだろうか? また、当時は飲酒運転への認識がかなり甘く大晦日にお酒を飲んで町外の有名な神社に車を運転していくのをやめさせたい、そして坂城町にも村上義清が元服したと言われる由緒ある坂城神社があることを知ってもらいたい、そんな願いからはじまりました。
最初はチャリティーの売り上げの中から町内の暗い道に街路灯などを設置していました。その精神が今では将来街を担っていく子供たちのために役立ててもらおうと 「小中学校 幼稚園 保育園 スポーツ少年団 」などに寄付をするようになりました。
そんな歴史の中現在では、商売繁盛家内安全の企業名を入れた 「名入れだるま 福だるま 熊手」 をメインに売り、「年越しそば たこやき わたあめ ポップコーン」の夜店を出し、お参りで並んで待っている人のためにイベントの開催、たこやき青年部太鼓の演奏で坂城神社とその参拝客をおおいにもりあげています。
年チャリ当日は、大晦日朝九時わが家の大掃除もそこそこに部員は神社境内にてテントの設営や屋台の準備を行います。雪が降った年は雪かきからはじめたこともあります そして夜9時 家族とのお年取りもまともにできず人気のない道を坂城神社にあるいて向かいます、すぐに各担当に分かれ販売準備です。商工会女性部の皆様も毎年応援に駆けつけてくださいます。   
11時頃にはまばらだった客も新年を迎える頃には参拝客がどんどん増え 各売り場はそりゃもうてんてこ舞いです。その中でもだるま売り場は 最大の盛り上がりを迎えます。だるまを買っていただいたお客様に今年一年のご多幸を祈念し 部員みんなで かしわ手を打ちます それが冒頭の掛け声なのです。そんな騒ぎも深夜1時半頃にはまばらになり、どっと疲れた体にむちをうち 撤収にとりかかります。 綿あめ
すべて終わった後 みんなであつまっての最後の一本締めは 仲間でやり遂げた充実感と満足感で新年が始まったにもかかわらず『アー今年も終わったなぁ』とおもうのです。そのころ時計の針は午前3時をまわっています。
こんな雰囲気の年チャリですが 35回目を迎えたさくねんは、とあるOBの方から「おいたちはおれたちがやったことを、ただずっと続けてるだけじゃねーか」 と言われてしまい考えてみると毎年同じ内容の繰り返しだなぁ ここはよし『何か1つでもいいから違うことをやってやろうじゃんか』と奮起しました。
そこで全体会議の席で 部員のみんなに『なにかできることはないかなあ?』と問いかけました 白熱した議論が飛び交う中 『別に例年どうりでいいんじゃないのぉ?』『仕事が忙しくてそれどころじゃないよ』と言う意見も出ました
そんな中『今年は何か挑戦しようぜ!』という部長の熱い一言 会議の雰囲気がガラっと変わり 新たなる自分たちの年チャリに向かって動き出しました。
まず 新商品の開発をしよう なにかイベントできないかなぁ 
青年部のホームページを立ち上げて活用しよう ということになりました 早速 それぞれのプロジェクトチームを作り夏頃から精力的に活動をはじめました。8月の町民祭り 坂城どんどんでも年チャリのことを紹介しました するとお客さんに『青年部はだるまを売って飲み会をやるだけかい』といわれました 35年続けていても青年部のチャリティー活動を知らない人がいる 自分たちのアピール不足を痛感いたしました そこでホームページでは 年チャリの広報 名入れ達磨の紹介と宣伝太鼓 新商品開発部門では 大盛りブームにあやかり そば5人分のメガそばを開発しタイムトライアル開催 町内の商店から使われていない さびていた甘栗の機械を整備し何回も試作と失敗を繰り返して商品化 年末チャリティーの折り込み広告の新規作成 イベント部門では新年を迎えると同時に青年部員による太鼓の演奏 参道にはライトアップのためのイルミネーションを飾りました 1人1人の部員が年末の忙しい中 労をいとわず一所懸命でした その結果 新しいイベントなどは 並んでいる参拝客や神主さんたちに『いやー良かったよ』とか『賑わかしてくれてありがとう』といった声もかけていただきました。売り上げは 来て頂いたお客様のご協力により 例年よりさらに20%増えました
思えば・・・達磨先輩の一言が 我々に やる気を目覚めさせてくれたのも知れません いろいろ考え実行し挑戦できる青年部の一員であることをわたくしは誇りに思いますこれからこの伝統と歴史のある年末チャリティーを続けていくためには地域の人に知ってもらうこと人と人とのつながりを大切にすること。毎年2年参りを楽しみに来て下さるお客さんのことを思うことまた それに向かっていっしょに行動してくれる仲間がいれば何でもできる子供たちや地域のために貢献できる 年末チャリティーというイベントを作ってくれた先輩達に敬意を表し さらに伝統と精神を伝えるべく この青年部活動が人々を元気に町を元気に 仲間を元気にしていけるように挑戦し続けます。

   達磨行列

それでは ご覧いただいている皆様のご健康をご祈念いたしまして ヨーオ シャンシャンシャン ソレ シャシャンがシャン

大晦日に会いましょう!! 皆様のお越しをお待ちしております。

  〜坂城町商工会青年部一同〜