坂城町には、縄文弥生時代の遺跡をはじめ、古墳群が数多くあり、古代からこの地域に人々が暮らし栄えていたことが推察されます。
戦国時代には、信濃の雄『村上義清』の居城が置かれ、甲斐の武田信玄と幾度かの激しい戦いをくりひろげました。 参勤交代や善光寺詣が盛んになった江戸時代には、北国街道の宿場町として栄えました。
明治時代以降、町村制施行に伴い、坂城、村上、中之条、南条の各村が誕生し、その後昭和30年(1955)に3村が合併、35年(1960)には村上村が編入合併して、現在の坂城町となりました。 維新の混乱もありましたが、一方で近代化の波への順応性も高く、明治11年(1878)には近代的洋風建築をとり入れた中之条格致学校が作られました。
町無形民族文化財。 自在山の中腹にある自在神社には太々神楽がつたえられています。 毎年春祭り(4月の第4日曜日)に奉納されています。 現在の太々神楽は、戸隠神社で学び、明治中期に復興されたもの。 舞の種類は、榊の舞、鉾の舞、扇の舞、剣の舞、大道の舞、翁の舞、岩戸の舞、撒供の舞の八つがあります。
坂城町出身で東京在住の塚田通明様から、自宅である中之条の宅地、建物を公共施設用地としてご寄付いただきました。 既存の庭園を生かした、日本古来の茶室の築造を中心とし、現存建物を極力生かし整備を進めました。 そして文化活動の拠点、及び作品公開の場として町民に日常的に親しまれる施設を願い平成7年1月「文化の館」として開館しました。 開館時間 午前9時〜午後10時(火曜日休館、火曜が祝日のときは水曜) 利用申し込み TEL:0268(82)0208
坂城は、乾燥していて日当たりがよく、炉が湿らないため作刀に適しています。 昭和38年、人間国宝に指定された故宮入行平刀匠の活躍により「刀匠の町」として広く知られるようになりました。 現在も故宮入行平刀匠の下で修行された数多くの刀匠が、町内でまた全国各地で、神秘的な美しさを持つ日本刀の作刀に励んでいます。